今年も残すところあとわずかとなりました。一年を振り返ってみると本当にいろいろなことがあったなぁと、改めて思う今日この頃です。今年は特に大きく進化した記念すべき年と言っても過言ではないかも、という変化がありました。

進化 その1

松江木工所に昭和51年、松江市内陸工場団地に新築移転以来、ずっと置いてあった『木材乾燥機』を、ついに廃棄処分することにしました。

   乾燥機  乾燥機

 

乾燥機

当時は木材を丸太で買って、適当な厚みに挽いて外で乾くまで放置するという使い方をしていて、乾燥が足りない場合、この乾燥機に入れて乾かしていたようです。どれだけの電気代がかかっていたか容易に想像ができますね。時代が変わり、乾燥した製品材を仕入れるようになってくると、よほどの時出なければ使われることはなく、ただの物置となって久しかったのですが、ようやく決断し、廃棄ということになりました。

   乾燥機  か

   か  か

   か  か

 

あれだけの大きな乾燥機でしたので、何人がかりで移動させて、小さく切り刻んでクレーンでつり上げてトラックへと。当時はとても画期的な機械だったに違いありません。それが時代が変われば無用の長物へ・・・・

この世は無常ということなのでしょう。

長い間松江木工所にいてくれて、この激動の時代の目撃証人とも呼べるこの乾燥機とついに決別したのでした。