本当に長いことお待たせしましたという感じですが、設計士さんの方から連絡をもらい、やっとこれで本格始動できる!という所までたどり着きました。前回『リフォーム日記』をアップしたのがいつだったのか思い出せないほど長い時間待たされてしまって、張り切っていた気持ちがすっかり冷め切ってしまっていました。それでも、建築確認を取るために、設計士さん、工務店さんには本当にお世話になり、ここまでこれたことを感謝しております。

当初、3週間もあれば許可も下りるからと、工事開始を11月初とおもい、仮住まいの手配とか家の中の不要物の廃棄、片づけ等、事前に私ができることは準備万端整えていたつもりにもかかわらず、待てど暮らせど、許可が下りません。理由は、立地が準防火地域にあり、建築基準法による法規制がなされているということでした。前回建て増しをしたとき、すでに網入りのガラスを家じゅうに使ったのですが、古いアルミでは防火対策が足らないからすべてを新しい規格でおさめなければ確認申請が通らないとの事。これをクリアするためにすべての窓ガラスに対策をし、また換気孔の位置と有無、換気扇の換気量の詳細な数値の記載等必要だったようでした。私としては、ほんの小さな一部屋分増築するだけなのに、どうしてこんなに、一から十まで見直さなければならないの??と、納得できないものが沢山ありました。防災というのは理解できても、助成金が出るわけじゃないし、どうしてそこまでしなきゃいけないの??お金につながる変更にはつい不平不満が出てしまいます。

お陰様で、見積金額もうなぎのぼり・・・限られた予算でギリギリの増改築を計画していいたものの、最終の数字がどうなるのか、まだまだ予断を許さない状況です。それでも何でも、とにかく許可が下りたということは大きな前進と言えます。ここに至るまでに、工務店さんにはついついそのイライラをぶつけてしまって、それを黙って聞いてくれた担当者さんには感謝、感謝です。

さて、工務店さんはさっそく、設備屋さんを呼んで増築する土地の下に埋まっている既設の配管の確認作業に着手。

私が庭としてバラを植えていた場所が、新しくお風呂とキッチンの一部になるのです。ふかふかのいい土だったから、掘り起こすのも楽だとの事。バラが植わっていた場所に建物が建つということで、家の感じが全く変わってしまうことになっちゃいます。前庭が無くなっちゃいましたが、しかたないですね・・・

さいか

エアコンの室外機も一緒に撤去してもらって、なんだか一気に工事が始まる様相ですが、それはもうしばらく、先になります。1月、今度のお正月を最後にこ状況で名残を惜しんで、それから工事開始です。ただ、基礎工事だけは年内に終えておくとのことで、気分的には落ち着かなくなってきました。

私はまずは電話とインターネットの一時中止の手配をしなくてはなりません。しばらくこの家を離れるとなると、まだまだいろいろ出てきそうです。それでは今日はこの辺で。