今日はクリスマスイブ。巷ではケーキを抱えて家路へ急ぐお父さんもおありでしょうか。それとも、今日も昨日もお休みで、家族そろってクリスマスを楽しんでいらっしゃるご家庭も多いのでしょうか。

そんな時節がやってきて、今年も残すところあと1週間となりました。松江木工所は、残念ながら日曜日も祝日も、はたまたクリスマスも関係なく製作と現場据え付け作業に精を出す面々がおり、彼らにはなんとお礼を言えばよいのやら。お客様はもちろんですが、いつも元気で仕事をこなしてくれる社員のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

今年は春先から受注工事が少なく、今忙しくさせて頂いている現場の一つは、一年以上も前から計画が上がっているかなりのボリュームのある工事で、見積もりから契約まで済ませて、秋から動き出すのを今か今かとみんなが待っていた感じがします。 その大きな現場の大きな仕事の製作に入ったのは11月の半ばくらいからだったと思います。家具図面は何度も何度も元請けさんとのやり取りを行い、その都度変更を加え、使用資材の決定など、見積から始まってここに至るまでにはかなりの時間を要していました。つまりは満を持してのの製作開始となったわけです。

仕事というものは不思議なもので、一つ入って来ると、釣られるように次々入ってくることがあるもの。今がちょうどそんな感じで、本当にお陰様というのか、こういう大きな仕事をさせて頂きながらも、間にいろいろと製作予定を入れてもらうことになって、工場の中は騒然としていました。当然ながら、定時の5時で追われるわけはなく残業をしてもらうこととなり、毎日毎日、7時くらいまでは誰かが残っているという日々の連続でした。

ようやく製作のめどが立ち、現場へと運ばれていったのは先週あたりから。大きな現場へ大きな家具を運んでいくには、本当にたくさんの人間が必要になります。しかも現場の2階までとなるとなおさらです。 どこからどのようにしてあげていくのか、事前の準備に元請けの監督さん達との話し合いが重要で、また現場での助け合いがとても大切になって来ます。松江木工所はおかげさまで若い職人さんがそろっていて、彼らの若い力と知恵を出し合って、現場まで細心の注意を払って運搬します。 昨日、休日でしたが、彼らの慰労を進行具合を確認しようとヘルメットをかぶって現場へ参入しました。

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一年以上がかりの大きな工事も、家具が取り付けられるようになればもう終わりも間近です。完成は年越しとの事ですが、最後まで安全に留意して、有終の美を飾られるよう祈っています。

 

今年もありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。