年が明けて早2週間が過ぎてしまいました。 年末、12月12日に工務店さんと工事契約書を交わしたと思ったら、色々なことが着々と進行していて、年末までに基礎工事は完了という順調な進み具合でした。その間、家の片づけと引っ越しの準備、年末年始の準備等々、年末から本当に慌ただしい日々を過ごし、日記を更新するのがすっかり遅くなってしまいました。

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幸いにして天候に恵まれ、年末にしては好天の下で工事が進んでいきました。掘り返した地面からは過去の遺産ともいえるものが出てきました。古いガス管を見て、今が潮時だったなあと。 壁を壊したり工事が本格的に進んでいくともう近寄れなくなるからと、正月明けから庭に植わっている50本強のバラの剪定をして、切り枝を山に積んでいたら、業者さんが廃材と一緒に片づけてくれました。年末には植木鉢の処分をして古い土が沢山出てきたのですが、それの処分もお世話になってしまったのでした。工事のおじさん、いいよいいよと言ってくれてたのだけど、内心は『図々しいおばはんだ』なんて思われてたかもしれません。

年明け早々、工事の安全祈願、それから今年の家内安全、商売繁盛を願って、二つの神社に初詣に行きました。そこで引いたおみくじはなんと大吉!!今年一年、気を引き締めて一生懸命働こうと神様に誓ったのでした。正月明け1月7日~9日にかけて引っ越し作業。家の中を最後の掃除をしながら片づけていくと、次から次使わないものが出てきて、自分の物を捨てられない性分を改めて思い知った次第でした。逆に、こんな時だからこそ捨てる決心がついたのです。 工事のための仮住まいに何を持っていくのかは事前に決めていて、できるだけ少ない荷物で済まそうと思っていました。引っ越し当日は冷たい雨の降る最悪の天気でしたが、工務店さんがトラックで手伝ってくれて、洗濯機、電子レンジなど家電製品(ただし、冷蔵庫は無し。冬の為天然冷気で十分かと)とダイニングテーブルなと大きな荷物を運んでもらって、あとは自分の車で小物をと思っていました。ところが、最低限の荷物のつもりでいたのに、まとめてみると次から次と持っていきたくなって、結局7往復もすることになってしましました。新居(?)は2DKのアパート、新築ではないけれど、お風呂もキッチンも新しくて、収納もたっぷり。意外とスタートから快適で、これだけコンパクトなスペースで物が少なくても暮らせるんだと、改めていかにいらないものを貯めて暮らしていたのかが証明されてしまいました。

リフォーム工事の仕事始めは1月10日、外壁撤去のための足場が組まれてからは一気に工事が進行。ガレージに柱などの材料が届き、大工さんは加工に着手。そしていよいよ建前の日を迎えたのが1月13日金曜日でした。大安吉日なら申し分はなかったのでしょうが、天気と期日が一番ということでその日が建前の日になったのです。とはいえ、ホンの10㎡弱の建て増しですから、神主さんのお祓いもなければ、餅まきもありません。それでも私にしては人生の一大イベント、工務店さんも大工さんも、慣例にならってお清めの儀式を(?)粛々と。塩とお酒と梅干と。これが日本人の儀式には必要なんですね。これからよろしくです!!り