仮住まい生活も2か月目突入です。1月23日から降り出した雪で駐車場の雪かきに大苦戦、もう大変でした。そんな状態なので、現場も大工さんのトラックは駐車場の奥に入ったものの、設備屋さん等、業者さんたちの車がなかなか留められなくて、しかも留めると今度は滑って動かなくなるということだったようです。お疲れ様で~~す!

それでも、柱が立ち、外壁(仮囲い)ができるとあとは中のこと、順調に進んで、今ではユニットバスが入り、フローリング材もほぼ貼り終わり、窓枠、出窓枠や天板も、それから新設の建具枠も付きました。ここの所を少しずつご紹介してみたいと思います。

1.解体工事

立地が商業地域ということで、隣家がすぐ横に、ということで、解体工事には通行車両や通行人の方にできるだけご迷惑のかからないようにととても気を使われたようです。解体する側には足場が組まれそれにカバーが付いています。

壁面の解体はもちろんですが、増床とリフォームということで、家の中の壁や柱、床、そして既存の流し台、食器棚もすべて撤去となりました。20年分の思い出が残っていてなんだか忘れがたく、写真に残しました。

これがビフォーです。さてこれがどのようになっていくのでしょうか?

  さいか   さいか

壊してみると、まだ大丈夫と思われいたあちらこちらに、傷みを発見。カビと白アリの大敵にやられていたようです。

さいか   さいか

いよいよ屋内工事が始まりました。元々の図面だけではわからなかったことが壁を壊してみるといろいろわかってきます。使えるはずの柱に白アリの跡をみつけたり、撤去するはずの柱が残さなければいけない大事な柱だっりとか。図面という理想と現実の板挟み、「細工は流々、地上げをご覧じろ」ということになる予定ですが、さて・・・

2.窓と枠材について

前回も書いたのですが、我が家の立地は準防地域、網入りガラスは大前提で、今回は法律の改定により防火ガラスか、防火シャッター取付が義務化となり、予算と景観を考え、頭を悩まされることとなりました。新設ヶ所だけならまだしも、既設ヶ所にも規制にのとってとなると、予定外の出費は100万円を超えることとなってしまいました。

いかにしてコストを下げるか、考えに考えて出た答えは、既設窓の再利用と大移動でした。東側お風呂とキッチン窓は既設の網入りを再利用。道路沿いの為、プライバシーと防犯を考え小さな窓で十分との判断です。東側2F出窓は1Fダイニングの出窓へ移動し再利用。2F窓は代わりに玄関横にあった網入り引違を再利用し、これに防火シャッターを付けることで予算がかなり安くなることになりました。

実際、2Fから降ろした出窓は明るさが欲しくて高さを高くとっていたので、1Fに取付てもらったら部屋がとても明るくなりました。明るくなってくると、今まで光が入らず、納戸にしようと思っていたスペースが、居住スペースとして広げられると思ったらもう絶対だという気になり、工務店さんに即変更をお願いしてしまいました。これが、注文住宅の良いところ・・(施主にとってはですが)

キッチン流し台の窓は木製ガラス戸、勝手口は木製ドア、これはもちろん松江木工所製の新設建具です。私は窓や建具の事ばかり考えていましたが、窓には、ドアにはまず枠がいるよ、と言われて、そうかと。外からの水濡れを考慮して枠の材料は桧材になりました(T部長の推薦です)。木はどうしても腐りやすい性質がありますが、それを材質と塗装である程度カバーすることができます。その他のサッシ枠は会社にある材料で面白い木目、でも人気のないサッサフラスを使用することになりました。これで、出窓の天板も作ります。動かない材料(不良在庫?)の処分にも一役買っています(笑)

さいか   さいか

3.フローリング材について

フローリング材というのは本当にピンからキリまで、複合フローリングから無垢材の高級品まで、国産材から輸入材まで、あらゆるものが出ています。使用場所、使用方法、それから予算に合わせて選んでもらおうというわけですが、必要坪数が多いと、掛け算ですから単価が気になるところですね。

 我が家はフローリングの総坪数が知れているのでちょっといい物を選びました。材質はナラ、素敵な木目が出ていて、ナチュラルブラウンの艶消し塗装がかかっています。メンテナンスをちょっと頑張ればいつまでもきれいでいてくれそうです。結局は良いものがお得、これが持論です。とはいっても、値段はそんなに高くない…たぶんですが。

  さいか  さいか

長くなりましたので今回はここまでです。

 また続きは次回に!