松江木工所の前庭に、今年も黄水仙が芽を出しました。

 

今年の冬はいつになく暖かで、少しフライング気味?なんて、これから寒くなる予報を聞き、苗をくれた人のことも併せて思い出したりしていました。

 

スイセン

 

この苗をくれたのは、昭和31年からこの近年まで、長きにわたって松江木工所の職人として働いてくれていた、田尻恒さん。

 

情が深く面倒見が良くて、心やさしい気配りの人、またユーモアたっぷりでお茶目、いたるところでエピソードを残し、回りから「たーさん」と呼ばれとても愛され、また慕われていました。

 

そのたーさんが、先日、天国へと旅立ちました。

 

まだ、76歳でした。

 

去年の夏、お見舞いに行った時も、会社のこといっぱい話して、聞いてもらって、まだまだ大丈夫って

また元気な顔を見せてねって言っていたのにと思うと、残念でなりません。

 

今までいただいたご厚誼に感謝するとともに、ご冥福を社員一同お祈りします。

 

田尻さん、本当にありがとうございました。