2018年04月16日吊り戸棚 続き。

さて、今回は続きです。

家具の正面に見えてくる小口部分の

仕上げの工程です。

い

矢印の部分です。

写真では芯材の切れっ端のままなので

仕上げ材を貼っていきます。

本来なら化粧合板には専用の小口テープが

メーカーで販売されていて

それを張るのですがそれを注文して貼れば

早いのですが…。

ただ、今回の家具は1つ1つの

仕上げの合板がそれぞれ違いそれぞれに

注文するとコストもかかるため、

合板を薄く削りそれを貼っています。

あ

分かりにくいですが薄く削り落としたものを

貼っているところ↑

う

はみ出したとこを切って仕上げ終えたところ↑

このあとは建具。

またまた、次回へ〜続く。

 

2018年04月11日吊り戸棚

またまた、ちょっと日にちを

偽造して更新しております。

たまに建具の仕事が空いてて

家具が忙しい時には

簡単な家具の制作をさせてもらいました。

今回は小さい吊り戸棚など計4台。

フラッシュ構造で制作。

建具の時と同じように芯材を組んで

合板を貼っていきパネルを作り

寸法に切ります。

今回は可動棚の家具なので

棚柱を取り付けます。

もちろん棚柱を取り付ける部分には

芯材を入れておきます。

棚柱をパネル内に埋め込むための溝を掘るのに

使うのが写真↓のハンドトリマです。

d

溝加工の枚数が多い時はNCの機械で加工します

が、枚数が少ない時はトリマで加工したりします。

トリマの刃の出を棚柱の厚みぐらいにし

付属のパーツを使いパネルの端からの

距離を固定してあとは

パネルの端に添わせてスライドさせるだけ。

ce

溝を掘ったら箱に組んでいきます。

 b

先に側パネルと上下のパネルを組んでから

背中のパネルを留め、

a

背中と側は壁にはまり込んで見えなくなるため

ビスは見えたままでも良いのですが、

吊り戸棚なので下側は見えてくるので、組んだ

あとにビスが見えなくなるよう仕上げ合板を

貼っていきます。(最終の写真が無いですが…)

基本仕上がり部分は

後貼りすることが多いですね。

ここから正面に見えるところを

仕上げていく工程となりますが、

今回はこの辺で~また次回へ〜(・ヮ・)/^^^