aoki*LOG
aokiのブログ
さて、今回は続きです。
家具の正面に見えてくる小口部分の
仕上げの工程です。
矢印の部分です。
写真では芯材の切れっ端のままなので
仕上げ材を貼っていきます。
本来なら化粧合板には専用の小口テープが
メーカーで販売されていて
それを張るのですがそれを注文して貼れば
早いのですが…。
ただ、今回の家具は1つ1つの
仕上げの合板がそれぞれ違いそれぞれに
注文するとコストもかかるため、
合板を薄く削りそれを貼っています。
分かりにくいですが薄く削り落としたものを
貼っているところ↑
はみ出したとこを切って仕上げ終えたところ↑
このあとは建具。
またまた、次回へ〜続く。
またまた、ちょっと日にちを
偽造して更新しております。
たまに建具の仕事が空いてて
家具が忙しい時には
簡単な家具の制作をさせてもらいました。
今回は小さい吊り戸棚など計4台。
フラッシュ構造で制作。
建具の時と同じように芯材を組んで
合板を貼っていきパネルを作り
寸法に切ります。
今回は可動棚の家具なので
棚柱を取り付けます。
もちろん棚柱を取り付ける部分には
芯材を入れておきます。
棚柱をパネル内に埋め込むための溝を掘るのに
使うのが写真↓のハンドトリマです。
溝加工の枚数が多い時はNCの機械で加工します
が、枚数が少ない時はトリマで加工したりします。
トリマの刃の出を棚柱の厚みぐらいにし
付属のパーツを使いパネルの端からの
距離を固定してあとは
パネルの端に添わせてスライドさせるだけ。
溝を掘ったら箱に組んでいきます。
先に側パネルと上下のパネルを組んでから
背中のパネルを留め、
背中と側は壁にはまり込んで見えなくなるため
ビスは見えたままでも良いのですが、
吊り戸棚なので下側は見えてくるので、組んだ
あとにビスが見えなくなるよう仕上げ合板を
貼っていきます。(最終の写真が無いですが…)
基本仕上がり部分は
後貼りすることが多いですね。
ここから正面に見えるところを
仕上げていく工程となりますが、
今回はこの辺で~また次回へ〜(・ヮ・)/^^^

【ブログ 著者】
青木 ゆうこ