2015年11月25日流石！ベテラン職人の腕。

連休明けグッと寒くなりましたねぇ…

 

寒さとの戦い(?)の日々がいよいよ始まります。

 

 

日にちがあいてしまいました…。

先週のお仕事ですが、

更新します。

 

現場の取り付けや建て付け

 

さらに、製作も立て続けにあると、

 

現場へ出なければならない先輩の仕事を

 

途中からさせてもらえる

 

という機会がたまにあります。

 

大大大先輩のお仕事を

 

割り貫の縦格子。

            (杉材)

 

今回は、目隠しの用途に使うものです。

 

『割り貫』とは

 

桟に竪格子を動かないようにする細工のこと

あ

↑縦桟の貫穴拡大写真。

a

貫穴に溝加工の施してある❶を先に差し込み

 

❶の溝に縦桟をキッチリはめ込んでできた

 

貫穴の隙間に残りの❷を差し叩き込んでいきます。

c

最後まで叩き込むと

❶と❷のほぞが合体して2枚ほぞになります。

d

2枚ほぞを縦框のほぞ穴に叩き込んで完成！⬇︎

い

割り貫は3箇所でした。

 

貫穴のサイズ、貫の材料の厚みなどが

 

うまくいかないと❷を叩き込む時に

 

苦労することもあるそうです。

 

(きつい場合は木殺しするもしくは超仕上げカンナをかけたり)

 

今回の大大大先輩の技は

 

私の力でもコンコンすっすっと

 

苦労無く完成することができました。

 

 

 

うまく説明できてたかどうか

 

伝わったかどうか心配ですが…

 

先輩の仕事を体で感じたお仕事でした。

 

 

 

 

2015年11月17日研修会！

全国建具組合青年部中央研修会が

 
島根県出雲市で11月14日と15日に
開催されました。
 
私は2日目の出雲大社の見学に
 
参加させていただきましたぁ！
 
他にも女性の方がおられないか
 
期待しつつ…参加しましたが
 
残念ながら今回は
 
いらっしゃいませんでした…
 
 
研修会は
スーツでの正式参拝から始まり、
 
その後、工事中の『会所』の内部を
拝見させていただきました。
か
建物の色々な経緯や
どういう風に改修しているのかなど
詳しく説明してくださいました。
 
また、建具組合ということもあり↓
戸01
(↑コレは『マイラ戸』)
使用されてる
建具を並べて直に触れたりと
 
昔の作り方など拝見し、
 
勉強になりました。
 
他にも、一旦、解体された柱や梁などなどの
 
構造部材の補修の難しさや
 
復元するにあたっての手間な作業など
 
苦労されたお話も聞けたりと
柱
(↑黒いモノが補強のプレート)

補修
実際のものを目の当たりにして
 
ワクワクしました。
 
↓仕口の複雑なこと！
仕口
道具も今ほど精密でも豊富でモノがない
 
何百年も前の職人さんの
 
凄さも感じることが出来
梁
緊張もしていたからか
少し疲れはましたが(((;◔ᴗ◔;)))
楽しい発見のある半日でした。
 
 
 
 
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