2015年05月20日格子戸 その1。

お久しぶりの青木です。

 
最近は、建具のお仕事と
 
まつもくの事務所に
 
設置される予定の家具を
 
合間にやったりと
 
色々経験させて頂き
 
楽しく仕事をさせて頂いております。
 
今回は、格子戸。
 
今日、
ちょこっと手伝わせてもらいました。
 
縦の格子の角の4辺の『面取り』
1
角がそのままだと手が切れるくらい
鋭いので鉋で斜めに削ります。
(写真分かりにくいですね…
 
鉋の刃を急遽 大先輩に高速で
研いでいただいたおかげで
切れ味が良くまっすぐに近い
鉋屑が出ました
2
 
1枚に縦の格子が15本×5枚の建具。
 
大量なので出来るコトは
 
手の空いてる人がお手伝いします。
 
これが終わると組み始めます。
 
今日の工程になるまで
 
たぶん?4日は経っている気がします。
 
今日までの写真がこちら↓
3
説明不足過ぎですが…
 
組むまでがとても手間と時間をくいます。
 
因みに
ほぞの先の方も面を取ります。
4
↑ほぞ穴に入れるときに
スムーズに入るようにと
穴の奥の隅の部分に
こだわって ほぞ がきっちり
はまらないなんてことを
防ぐために全ての ほぞ に施します。
 
これから組んでいくのですが
 
今日はこの辺で~
 
続きはまたアップします!
 
ありがとうございました。
2015年05月10日機械加工~

昨日、今日と  まつもくは

おやすみですが、
 
青木がUPいたします
 
最近は建具がちょっと忙しく
作業をしております。
 
今回のブログは
 
建具の終盤の作業をご紹介ぃ
ここが私の出番です
 
建具の開け閉めをする時に
必ず手を触れるところ「取っ手
1
ドアノブ、レバーハンドル、引き手、
などなど、とよばれるものです。
 
それぞれ用途により種類が
たくさんあります。
2
(↑防火扉などでよく見るハンドルですよね?)
 
こういった取っ手や錠やなどなどを
取り付ける金物を組み込むための
穴をあける作業~
基本的に機械で加工します。
 
正式名称では無いかと思われますが
まつもくでは、『ドア加工機』と
呼んでいる機械です。
 
他にも同じ加工ができる
大きな機械もありますが
私が今使いこなせるモノは
この機械。
 
表面を彫る刃物と
横側から彫る刃物が大小と
計3本の刃物が装備されています。
 
結構古い機械ですが
頑張って働いてくれています。
 
加工する形やサイズなどは
全く新しいモノや珍しいモノでなければ
大体がすでに
パソコンにインプットされています。
 
(パソコンにないモノは
金物の施工図を見たり
現物を測って新たに入力します。)
 
なので、あとは
建具本体の厚みや
穴を開ける高さなどを
何度も確認しておこないます。
 
毎回金物がハマるのか木材の端材で
試し彫りをして確認してから
本番の建具に穴を開けていきます。
 
ほぼ仕上げ段階なので
建具の上下左右裏表や
数字の入力など間違えると
取り返しのつかないことになるので
 
試し彫りをしてても
毎回毎回、スタートボタンを押す時は
ドキドキです。
3
4
5
穴あけ直後↓
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上の写真は、2枚目の写真の金物の穴。
ほとんどのレバーハンドルは
こんな穴をあけます。
 
このあと、ノミなどで綺麗に
処理して穴加工の完了です。
 
取っ手の取付は、
運搬時に邪魔になるので
現場で取付します。
 
長い説明になっちゃいましたが
伝わったでしょうか??
 
今回はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。